音楽療法が培ってきたアプローチ法には、ハンディキャップの有る無しに関わらず、まだまだ大人との言葉でのコミュニケーションには理解力の壁がある子どもたちにとって、その心のすれ違いや葛藤によるストレスを鎮め、時にはなかったことにできるほどの気分転換を促し、指導者や支援者との信頼関係を容易に保ち得る力があります。
お日常的に子どもたちと関わる職種の方達にこそ、そのアプローチ法について、知っていただきたいと私たちは考えております。また、多動や自閉の傾向があると感じられているお子さんについての観察のポイントや接し方の変更法などについても、ケースごとにお答えしていきます。