2015年01月08日
あけましておめでとうございます。
東京の学校は、今日が始業式だそうですね。
この冬休みに、自ら去年の春に個人セッションの卒業を決めた中学2年生の ひろちゃんとのセッションを行いました。
卒業した、去年の春以降は、アフターフォローで、学校の長期休暇の時に来てくれています。 長いお休みごとに 1回ずつだけ来る、というのも、本人が自分で決めました。
ひろちゃんと私のセッションは、10か月ぶり。
思春期に入ったひろちゃんとの関係を新たに築く1セッションとなるので、 気を引き締めて臨みました。
表面上はあまり緊張感が見られないひろちゃん、 最初のプログラム、いつものリコーダーアンサンブルは、セラピストにとっては ひろちゃんの今の気分を察するにふさわしい活動となり、 そして、ひろちゃんにとっては、今の気持ちを調整する活動です。
ひろちゃんの緊張しやすいセンシティブな気持ち、そして、私と合わせようという気持ち、 いくつもの気持ちが折り重なって、 遠慮がちだった音がだんだん大きくなり、 後半では、自信が出てきて、自由に演奏している様子…。
よほど気持ちがよかったのか、なかなかやめようとしませんでした。
その後も、ひろちゃんらしいプログラムをこなし、 時間きっちりじゃないと気が済まない性格なので、 最後に用意されていたプログラムは割愛となりました。
このように、小さい頃から一緒に音楽をしてきたクライエントの成長を 見届けられることも、私たちの大きな喜びです。
次回会えるのは、春休みかな??夏休みかな??
私たちと行ってきた音楽を覚えていてくれて、 それを再現してくれる、そして、進化したひろちゃんを見せてくれた…
とても、幸せな気分を味わわせてくれたセッションでした。
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