スタッフ日誌

篠原恵津子

2012年04月17日

4月17日

今年も、日本各地できれいな桜の花が咲いています。

私は、話題のスカイツリーを眺めながら、とある公園でお花見をしてきました。平日だったためか、幼稚園帰りの子どもたちを連れてのママさん花見会、サラリーマンやOLの方がお昼休みを利用して花見をしていたりと、大変賑やかでした。

ポカポカ陽射しの中、ピンクや白の可憐な花びらがなんとも可愛らしく、その花びらが花嵐に吹かれ 舞い上がるのも、非常に美しかったです。

そんな【桜】をテーマにした曲を、今年もいくつかの音楽療法の場面で使いました。

その中、二つだけエピソードをお話ししたいと思います。

・♪さくら(独唱) 森山直太郎 2003年

この歌は、‘毎年咲いては散る桜の花’と‘友達との惜別と再会’とを掛け合わせた歌です。
歌詞通りにクライエントとコ・セラピストが振付をしながら、コントみたいなやりとりをしていると思えば、サビに来ると、朗々とそれはオペラ歌手の様に歌い上げています。

中学生に上がったばかりのクライエント、おそらくこの曲はさほどよく知っている曲ではないでしょうが、自分の‘イマ’と重ね合わせながら曲を味わっているようでした。

・♪サクラ咲け 嵐  2005年

自主グループの未就学児のこどもたちとのセッションで使いました。
サビでたくさんの花びらが自分の上から舞い落ちてくるのを期待して、目を大きく開けてサビが来るのを待っている子や、曲に高揚感を覚え、後半では3種類の打楽器を順番に元気よく叩き続けていた子…。

桜をテーマにした曲はバラードが多い中、この曲は、こどもたちのエネルギーを十分に発散・表現できる曲となっています。

調べてみたら、‘桜’という言葉のつく曲は、325曲もあるそうです。

昔から、日本人と桜は切り離せないということなのかもしれません。

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