2016年07月05日
こんにちは。皆さま、取水制限ご苦労様です。
NPOになって1年目ですが、いよいよ明後日は、前身であるMTN心のおしゃべり音楽工房が、さらに前身であったMTN世田谷対話音楽工房として活動を始めた旧創立記念日です。
1998年7月7日でしたので、今年は18周年?臨床経験も20年を突破し、私的には一つの節目を迎えております。
これまで支えてくださいましたご利用者とスタッフの皆さま、本当にありがとうございます。
そして、どうぞこれからも、たくさんの方が本当に音楽療法の効果を享受できるようになりますよう、私たち「心のおしゃべり音楽工房」の活動をご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
今日のご報告は、来年、埼玉県で新しい生活介護施設をオープンされるために、このひと月、私どもの契約先の施設の音楽療法を精力的に集中して5か所全部見て回ってくださった方から、ある素敵なご褒美をいただいた、というお話です。
その方は、このひと月に契約先の施設5か所、全部見てくださったのですが、最後の1か所を見終わった時に、「ここと、〇〇の2か所がすばらしかった」とおっしゃったのです。 (仮に「ここ」をA、「〇〇」をBとしましょう。)
どこがすばらしかったかというと、職員さんが本当によく利用者さんを理解して動けていて、その音楽の楽しみ方が素晴らしかった、というのですね。
利用者さんの行動を決して抑制せずに、いかに自由に活動できるよう配慮されているか、というところもご覧になったそうです。
さらに、Aでは、動ける利用者さんたちだったのもあり、利用者さんたちが全員、音楽を本当に楽しんでいて、一体感が素晴らしい!と。
私は、施設の音楽療法を手掛ける時、その施設の状況や諸条件、そしてスタッフなどの援助資源の全てをできる限り駆使していただいて、今、その施設ではこれがベスト、と言えるような構造を造り上げるようにしてきました。
なので、どの施設でも、そこではこれが最高の形、と言えるセッションをしているつもりだったので、横に並べて比較した事はなかったのです。
なので、見学者さんが、今度はご自身が施設の長として音楽療法を取り入れようという目でご覧になって評価してくださった事は、施設にとっても私にとっても、本当に大きなご褒美になったのです。
なぜなら第一に、5か所の中で、きちんとした有償の職員研修として音楽療法についてスタッフのトレーニングをさせていただいたことがあるのは、そのAとBだけだったからです。
蝶に化けたケロタと、菜の花のフリして記念撮影。
梅雨明けまでもう少しですね。 取水制限、心配ですね。 今年の尚子さん撮影のケロタをどうぞお楽しみください。
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