2015年03月10日
明日、東日本大震災から4年目を迎えますね。
震災の復興が思うように進んでいない現状が耳に入ってくるたびに胸が痛みます。
それだけではなく、まだまだ心の傷にさいなまれる方々が次々と後を絶たないのだということも解ってきました。
あの日から、私の中で何かが変わったように思います。
自分が、自分だけのために生きているのではないことは、教育で叩きこまれて育ってきているのに、私たちの世代には個人主義やミーイズムが目立っていました。
でもあの日から、私たちは繋がっているのだ、ということに、謙虚さのような気持ちを持つようになりました。
あの年は、さまざまな「寄付」が行われましたよね。
自分と自分の家族が被災地周辺にいなかった人々の中で、親せきや友人を含む震災被害者のために寄付も支援も何もしなかった人の方が少ないくらいの年となり、またそのための背中を押してくれた大きな鍵の一つは、海外からの「Pray for Japan」のメッセージだったと思います。
Readyfor というクラウドファンディングも、確かこの2011年にオープンしました。
他にもいくつか、有名になりかけた一般支援サイトがありましたが、最近でも活動が知られているところはそれほど多くはないようです。
私は、いつか、ここに協力してもらって、広く国民の皆様に支援してみたいと思っていただけるようなプロジェクトが作れるようになりたいと、その頃思いました。
そして、MTN心のおしゃべり音楽工房は、今日から、初めてこのクラウドファンディングに、プロジェクトを公開しました。
私たちのプロジェクトは直接的な被災地支援ではありませんが、さまざまな方にお役に立てるかもしれない音楽療法の新しい可能性を考えたものです。
詳細はこちら→:https://readyfor.jp/projects/ONGAKURYOUHOU
これから35日間。
どうか、音楽療法と広くこれを必要としてくださる方々、そして、そんな方々と音楽療法を支援したいと思ってくださる方々とが、ここで出会い、強く結ばれますように。 プロジェクトに、そんな願いをこめました。
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