スタッフ日誌

2014年10月20日

【結婚式】

ご無沙汰しております。
すっかり秋らしくなり、紅葉が楽しみになってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

私事で大変恐縮ですが、9月末に結婚式を行いました。
お世話になった方々、大切な方々に見守られて、 心に残る忘れられない一日となりました。

この日の披露宴を準備するにあたって、これまで音楽を通じてたくさんの人と出会ってきたことに感謝し、 音楽で人の縁が繋がっていくことを表現した式にしたいと考えていました。
そこで、当工房スタッフに披露宴にてセッションをしてほしいと依頼したのでした。

スタッフたちは、古今の名曲を盛りだくさんに組み合わせたメドレーを用意してくれました。
1曲目の♪いとしのエリーでは、まず、 「尚子 my love so sweet~」と替え歌にしてくださり、とても照れ臭かったです。(笑)
でも、大切な人たちと音楽を共有できる、貴重なクライエント体験となりました。
ラストの♪Love love love が会場全員での大合唱になった時には涙が溢れてしまいました。
披露宴の会場があれほど一つになれたことは、予想を遥かに越えました。
新たな土地で生活することに不安を抱えていましたが、 このセッションでお集まりいただいた皆さんと一体となって合唱できたことでその不安はなくなり、これからの新たな生活、新たな出会いを楽しみ♪に思える、そんな気持ちになりました。

披露宴後、たくさんの友人が 今まで参列した結婚式の中で一番良かった、思い出に残る忘れられないものになったと口を揃えて言ってくれていました。

スタッフたちのセッションで涙を流されている人は、私だけではありませんでした。
そしてそれは、単に私達の結婚式に対する思いではなく、会場中で奏でられる音楽に包まれながら、ご自身の過去の思い出を甦らせて流された涙なのではないかな、と感じました。もしそうなら、それはきっと癒しの涙だったのでしょう。
と同時に、その音楽的なひとときが、新郎新婦だけではなく、いらしてくださったさまざまなライフステージに在る方々にとっても、 特別な時間になったのかもしれないと思います。

改めて音楽療法が持っている人を動かす力を垣間見れた気がいたしました。
スタッフに、そして、何よりも音楽に、感謝の気持ちでいっぱいです。

Thank you for the music ♪

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