2015年02月19日
ある日、その事件は起こりました。
個人音楽療法セッション中、上がったテンションを発散させるように元気にバルーン上でジャンプをしていたSくん。
お気に入りの青いバルーンでした。
コ・セラピストでセッションに入っていた私は、隣でそれを見守っていました。
と、その時、パーーーン!という音と共に、Sくんが私の視界から消え、 次の瞬間、Sくんは床にしりもちをついていました。バルーンが割れたのです。
バルーンが割れた瞬間、「え…」とSくん。
一時停止ボタンを押したかのようにその場面が止まった数秒後、 Sくんは「びっくりした!」と目を丸くしたままママやセラピストに何度も報告していました。
幸い、床のじゅうたんとSくんのお尻のお肉がクッションになって、お尻の痛みは大してなかったようでした。
セッション後、改めてSくんのお尻の無事を確認した後、その一連の出来事を思い出し、 ママとセラピストで思わず笑ってしまいました。
ごめんね、Sくん (^_^;)
このバルーン、フィットネス用のバルーンなのですが、 音楽療法の場では体幹を鍛えたり、自己刺激でジャンプをしたがるお子さんにバルーンで発散してもらうなどの活動で使用します。
それぞれお気に入りの色があるようで、色の指定をしてバルーンを出してほしいと要求するお子さんもいます。
長年、子供たちのお尻の衝撃に耐えてきたバルーンくん、お疲れ様でした!!
copyright (C) NPO KOKORO TALK MUSIC STUDIO
All Rights Reserved.