2013年06月09日
6月2日(日)は第5回目のMTN講習会が開かれました。
この講座は、中井が工房音楽室の他、地方での講演でも行なったことのある理論と実技のワークショップで、「音楽療法士のための即興力UP講座」といい、音楽療法士、またはそれを目指す方のための主に弾き歌いと即興のスキルアップのための実践トレーニングです。
そして、今回この講座は初めて、日本音楽療法学会関東支部の講習会開催認定を受けて開催されました。
(MTN心のおしゃべり音楽工房は、日本音楽療法学会認定団体です。)
今回の受講生は3名。(3名以上の希望者があれば開催しています。)既に音楽療法士として実践をされている方と、音楽療法を勉強しておられる方が来てくださいました。
受講生の皆さんには事前に実技の課題が出ていたので、それもあってか少し緊張されながらも、どんなことを吸収できるんだろう、という期待感のようなものを感じました。
午前中はMTN独自の理論で、音楽療法実践場面における5つの選曲提示技法「CUETS」についての説明。
そして午後は、その講義内容を受けて受講者の皆さんに実際にピアノに触ってもらいながらのワークショップとなりました。
こちらはお昼休憩中の受講生。午前中で教わったことをつかもうと早速練習。皆さん真剣です。
MTN所属の若手スタッフ二人もここでの経験と知識を活かしてアドバイスをさせていただきました。だけど「人にわかりやすく教えるって難しい!」とスタッフの小關さん。
講習会中、受講生の皆さんがアドバイスを聞いて大きくうなづいている様子や、新しい知識を得た時の表情、何かをつかんだときの笑顔を見るとこちらも嬉しくなってきます。
同時に、私が最初にこの講習を受講したとき驚きと世界が開ける感じを思い出しました。
私もMTNに所属する時に、この講座を受講した際、セラピストの扱う音楽のクオリティーの高さを再認識しました。そして何より、演奏することがより楽しくなりました。
そういえば受講した後は歌いたい衝動にかられ、「復習!」と言いながら一緒に受講した友人とカラオケに直行していました(笑)
私も、皆さんに負けないように技術を磨きたいと思います!
お休みのところ、遠方からお越しくださり、4時間半という長時間、一生懸命勉強してくださった受講生の皆さまには、改めて…
「お疲れ様でした!」
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