スタッフ日誌

2012年09月19日

9月19日

MTN心のおしゃべり音楽工房で定番の”ごあいさつソング”というのがいくつかあります。
すべて中井先生が作った歌で、どれも素敵な曲です。
「どんな楽しいことが始まるんだろう」と活動にわくわくと期待感をいだかせるような曲、
「頑張るぞ!」と体に力がみなぎるような曲、
穏かな気持ちでセッションにのぞめるような曲…

さまざまな曲がありますが、今日は♪こんにちは×3という曲を紹介したいと思います。
まずは歌詞を!

○○ちゃん ○○ちゃん こんにちは(セラピスト)
こんにちは~♪(コ・セラピスト)
こんにちは~♪(クライエント)

○○ちゃん ○○ちゃん こんにちは(セラピスト)
こんにちは~♪(コ・セラピスト)
こんにちは~♪(クライエント)

さあ先生とこれから 音楽しよう
まずはタイコ
それからツリーチャイム
とってもとってもキレイ
さあ はじめよう

クライエントはドラムセットにスタンバイ。
「こんにちは」の部分を歌い、歌詞に合わせてスネアドラム、ツリーチャイム、
そして最後にセラピストのピアノのタイミングに合わせてシンバルをジャーーーン!と鳴らします。

この、それぞれの音出しのタイミングがぴったり合えば合うほど、特に自閉症圏のこどもたちとセラピストとの「あ、うん」の呼吸は合わせやすくなるようです。
そこで音楽室に通うお友達の一人、さとちゃんとも、今、丁度そのことに取り組んでいます。
さとちゃんは、楽器を鳴らすタイミングがちょっと早くなってしまうことが多かったので、最近、私が指揮をするようにボディーランゲージと「せーの!」などの声かけで合図を出しています。
こちらに意識が向きやすい日は声かけだけや、時にはアイコンタクトだけでタイミングを合わせられるようになってきました。

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この日はザウルス君(←ザウルス君の正体が知りたい方は以前の日誌を読んでみてください☆)にとても愛着を持っていて、ドラムセットのタムの上に同伴させたので「○○ちゃん~♪」の部分にザウルス君の名前を入れて呼びかけると、クライエントが「こんにちは~♪」でザウルス君をお辞儀させるように傾けてみせてくれたのでした。

この曲に限らず、毎回のセッションで決まった“ごあいさつソング”を使うため、その日のクライエントの「こんにちは~♪」の声の様子や叩き方(強弱やタイミング)や叩くときの目線…など、たくさんの要素からその日のセッション前の体調や気分を想像することができるんですよ。

そしてそこからどんな展開にしていくかが決まってくるのです。

このエピソードをご紹介するにあたり、クライエントのお母さまのご承諾をいただいております。ご承諾、ありがとうございました。

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