スタッフ日誌

中井深雪

2012年03月11日

3月11日

3.11 を迎え、ついにあの、未曾有の東日本大震災から一年になりました。

あの日、私たちセラピスト4名は、荒川区にある施設にセッションに行っておりました。

ちょうど、セッションと片付けを一通り終え、車に楽器を積み込もうとしていた矢先に、あのとんでもなく長い揺れが始まりました。なかなか終わらない揺れに思わず座り込んで、じっとして収まるのを待ちながら、家族に安否確認のためのメールを打ち続けました。

最初の地震がほぼ収まると、余震に備えた防災体制で施設責任者の指示を待って、ミーティングを中止して帰宅の途に着きましたが、それからの、それぞれの帰宅困難は、都心にいたどなたとも同じものでした。

そしてその後一週間、施設や個人の音楽療法は、念のための中止となりました。

私は、毎日流れる被災地の映像、世界各地から訪れるお見舞いと祈り、あまりに多くのふるさとが崩壊していく苦しみの中、ともに祈りながら、いつか日本中が心を一つにして、被災地と被災者たちにかけがえのないふるさとを取り戻せるようにと、♪「天と大地の子守唄」という一曲の歌を作りました。

アレンジを、ギタリストの澤田卓也氏が担当してくださり、スタジオ・ハピネスの被災地チャリティー企画に参加するため、6月にレコーディングを行いました。
澤田さんと、工房スタッフ5名全員と、澤田さんの教え子で、現在ライブ活動を始められているシンガーの依田聡子さんが、みな手弁当で参加しました。

一昨日、3.11のこの日に寄せ、「One Heart Japan 2011 Vol.5」というチャリティー・アルバムに収録されたこの曲をYouTubeにアップしました。

いまだ深い心の傷を癒すすべもなく暮らしておられる被災地の方々が、あの日たしかに、一度は一つになった日本中、世界中のふるさと(My Country Home)への想いに守られていることを信じられる日々がいつかきっと来ますように、スタッフ一同、いつもお祈りし続けております。

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