心のおしゃべり音楽工房について

スタッフ日誌

2025年01月07日

認定NPO法人心のおしゃべり音楽工房について

認定NPO法人心のおしゃべり音楽工房とは？

発語に問題を抱えているお子さんたちにとって、音楽は、その心に特別な力を与えてくれるコミュニケーション・ツールです。心のおしゃべり音楽工房は、音楽で行う心身発達支援を通して、お子さんと親御さん双方の自己肯定感や自己効用感をお支えする認定 NPO法人です。

認定NPO法人心のおしゃべり音楽工房の設立背景

医学の進歩により、助かる生命は大きく増えました。また、障がいのあるお子さんを育てていくための福祉、社会資源も充実してきています。

例えば、個々でニーズの異なるお子さんに、より自立的な生活技能を覚えてもらうための療育支援として、発達専門の児童精神科医をはじめ、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、公認心理師といった国家資格者たちが、子どもたちを支えてくれています。

そんな中、今、音楽療法士の役割として求められているのは、上記のような専門家たちだけでは、患者さんや障がいのある人とそのご家族を支えきれていない部分がまだ、あるからです。それはなにか、というと、言葉では十分に気持ちを伝えられない人たち（子どもたち）が、そのために生じる衝動・不安・怒り・無力感といった感情や情動をコントロールできるようになるために、発散したり調整したりできて、自分の欲求を、言葉に依らずとも解ってもらえると感じられるようなセラピーであるといえましょう。

心のおしゃべり音楽工房は、このような、心の中で言葉にできずにいる「言いたいこと」を音楽を用いて、対象者（クライエント）の表情と表現を頼りに理解し、理解を深め、クライエントの自己肯定感そのものを高めていくためのミュージカル・ケアを行う専門機関として設立されました。

＼「音楽療法ってなあに？どんなことするの？」まずはお気軽にご連絡ください！／

無料相談受付窓口ページをみる

※公式LINEから1対1の無料相談も受け賜わっております。

※これまで頂戴した様々なお悩みも参考にして、気軽なお話の場をご用意しております。

※どなた様も安心してご相談ください。

心のおしゃべり音楽工房ならご安心ください！

認定NPO法人心のおしゃべり音楽工房なら、下記に該当する方も安心してご相談いただけます。もちろん、下記以外でもご心配事やご相談事がございましたらお気軽にご相談ください。

発達障がいで、集中力が続かないと思うけど大丈夫かな？
自閉スペクトラムと診断された我が子が音楽でどんな反応を示すか気になる。
うちの子、言葉が少ないけど、音楽で少しでも表現力を伸ばせるかな？
ついでに相談できるお友達ママや先輩パパができたら嬉しいかも！
難しいかもしれないけど何か挑戦するきっかけをつくってあげたいな。

認定NPO法人心のおしゃべり音楽工房3つの柱

認定NPO法人心のおしゃべり音楽工房は所轄庁からの認定を受け、2021年に認定NPO法人となりました。そこで、2021年から2026年の5年間、以下の取り組みを認定NPO法人心のおしゃべり音楽工房運営のための3つの柱として取り組んで参ります。

1.ミュージカルスタジオ・ナイトケア事業（障がい者のための音楽芸術活動支援）
2.子育て音楽サークルＡｉＡｉ（初歩前からの乳幼児のコミュニケーション支援のための音楽芸術活動）
3.My Song Club／Sing & Movement事業（生きにくさや不安を抱える方々のための音楽芸術活動支援）

活動紹介｜1.障がい者のための音楽芸術活動支援『ミュージカルスタジオ・ナイトケア事業』

ミュージカル・ケア・スタジオ事業は、まだ十分な言葉のないお子さんや障がいを持つ方々が音楽を通じて自己表現を行い、音楽や総合芸術活動を通して感情を解放し、心のケア・サポートを受けることができる支援プログラムです。

具体的には、音楽やパフォーマンスを通して感情を解放し、仲間や社会とのフレンドリーなつながりを感じられる場を提供しています。

※乳幼児期〜学齢期(18歳まで）のお子さんと成人後も希望される方々は『個人療法』となります。（成人後は、年に一度のコンサート参加を目標に、仲間や社会とのフレンドリーなつながりを感じられる小グループ療法の場を提供しています。）
※皆様から貴重なご支援をいただく資格のある団体として、第三者委員会である公益財団法人日本非営利組織評価センターよりグッドガバナンス認証を取得しております。
※私たちの活動に共感いただいた方で、活動場所や楽器の保管場所、運搬のためのご支援をしていただける方も募集しております。

活動紹介｜2.初歩前からの乳幼児のコミュニケーション支援のための音楽芸術活動『子育て音楽サークルＡｉＡｉ』

「子育て音楽サークルＡｉＡｉ」は、現代の幼児教育に欠けがちな非言語による情操トレーニングの場として、2020年度補正予算による文化庁の文化芸術活動の継続支援事業補助金により創設された、創造的音楽療法をベースとした乳幼児のためのインクルーシブな参加型即興演奏サークル活動です。

現在は、ご依頼やお申込みに応じて、または他団体主催イベントとして、非定期に開催していますが、拠点のある東京都世田谷区では、年に一度、《子育てメッセmonthly》で体験していただくことができます。ご興味のある方はぜひ、お問い合わせください。

乳幼児期からの音楽療法としては、個人療法を行なっております。お子さんに、「呼んでも振り向かない」「泣いてばかりいる」「親が何か言うたびに暴れる」「簡単な指示もなかなか理解できない」などがあり、そこにちょっとでも違和感がありましたら、ぜひご相談ください。

活動紹介｜3.生きにくさや不安を抱える方々のための音楽芸術活動支援『My Song Club／Sing & Movement事業』

社会とのつながりを絶たないようにしようと頑張っておられる方々に、非言語コミュニケーションの1つとして音楽活動を体験していただこうという事業です。

現代社会で生きにくさや不安を抱える方の例として、以下のようなものが挙げられます。

＜現代社会で生きにくさや不安を抱える方の例＞

抑うつや社会不安症
自閉傾向やひきこもり
双極性障がい
希死念慮
HSP
不登校や会社に行かれなくなるなど…

なお、上記に該当しない方でも音楽療法に参加を希望する方がいらっしゃればお気軽にご連絡ください。

また、会社の福利厚生プログラムの一環としての活用も歓迎しております。（会人の方々のための民間リワーク事業所などでも音楽療法を取り入れる試みが始まっています。）

また、今後のキャリア形成において、上記に該当するような方々の支援を行いたいという方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

＼「音楽療法ってなあに？どんなことするの？」まずはお気軽にご連絡ください！／

無料相談受付窓口ページをみる

※公式LINEから1対1の無料相談も受け賜わっております。

※これまで頂戴した様々なお悩みも参考にして、気軽なお話の場をご用意しております。

※どなた様も安心してご相談ください。

心のおしゃべり音楽工房のセラピスト紹介

代表理事　中井深雪（なかいみゆき）

資格等

日本音楽療法学会認定音楽療法士第217号（1998年度取得　更新5回）
保育士資格取得
幼稚園教諭普通免許状（一種）取得
ホームヘルパー2級課程修了

セラピストからの一言

音楽療法には、子守唄に始まる母と子の特別な絆から生まれた技法が数多くあります。音楽を用いることによる言葉を超えた気持ちのやりとりが、育児や介護に不安や疲れを抱える保護者や介護者、そして子どもたちや若者たちの心に寄り添い、その回復や成長を支えてくれます。そして、音楽の力で、一人一人がもつ”気持ち”を自由な表現方法でもって伝えられる瞬間を作ることを目指しています。さらに、この活動の未来に、クライエント（ご依頼者）たちが安心して自己表現できる社会が育っていくことが、私たちの願いです。

副代表　篠原恵津子（しのはらえつこ）

資格等

日本音楽療法学会認定音楽療法士（2003年度取得）
中学校教諭一種免許状（音楽）
高等学校教諭二種免許状（音楽）

セラピストからの一言

音楽療法士は、常に利用者の方々が何を考えているのだろう、何をしたいのだろう、ということを推察しています。また、抱えている問題を解決出来るよう、多方面からのアプローチを検討します。セッションの中で、いろいろな気持ちを共有して、一緒にたくさん笑ったり、声を出したり、踊ったり…。そんな自分を素直に表現できる時間をぜひ音楽療法で体験してください。利用者のみなさんとご家族のみなさんが、笑顔で未来を語れるお手伝いをさせていただければ幸いです。

各セラピストの詳細情報をみる >

※他セラピストの情報もご確認いただけます。