スタッフ日誌

2022年09月21日

2022年 8月のニュースレター

20世紀を駆け抜けた偉大な方々が次々とその人生の幕を閉じられる中、今回は特に、英国のエリザベス女王のご逝去に伴い、ご冥福を深くお祈り申し上げます。

 KooKにも、2016年から昨年夏まで、イギリスからの留学生が実習を経てセラピストとして手伝ってくれていました。彼女はフランチェスカ・ローズマリー・レロイといい、昨年、コロナ禍の中ようやく母国に戻ることができ、作曲家として、イギリスの若手アーティストとして、次なる活躍を始めています。

 8日、LINEで哀悼の気持ちを伝えると、「心のこもったメッセージをありがとうございます」とお返事をくれました。

 感染が、少し下火に向かい出したようですね。たくさんのイベントが中止になって、がっかりされた方も多かったことと思います。

 一方、台風シーズンはまだ続いています。夏から秋へのこの季節の変わり目も、持病や不調、後遺症のある方にとっては辛い期間です。  

 皆様の日常が、それぞれになにか楽しみのある毎日でありますよう、お祈りしております。

将来ユーチューバーを目指している

小学4年生 Kくんを、応援してください!😊

Kくんは、世界に50人ほどしかいないと言われる「ジェレオフィリックディスプラジア」という難病の持ち主です。(なんと!このご時世に、ググっても出てこないくらいのレアな疾患です!)医療的ケアが必要で、お母さんがいつも酸素ボンベとともに寄り添って一体となって生活しています。

体はとても小さいのですが、知的には遅れがないので、好奇心はきわめてパワフル。ちょうど、♪トライ・エブリシングが流行っていた5歳の頃には、踊ったり、演技したりしながら、ディズニーや戦隊モノの世界観から自身のファンタジー世界を構築できるようになっていました。私たちにできたことがあるとすれば、彼独自の世界観を音楽で後押しして広げてあげることくらいでした。  

コロナ禍が始まる前年の2019年、彼は、医ケア児の受け入れが本格化した普通小学校に入学しました。その後音楽室には、コロナ禍が始まって以来来られなくなっていたのですが、彼なりの無理のない生活ペースを確立できたとして、先日、いったん退会のため、お母さんと音楽室に来てくれました。もう、2分の1成人の10歳になっていました!

「Kから先生たちに渡したいものがあるんだそうです。」とお母さん。それが、彼が開設したYouTubeチャンネルの名刺カードでした。

今、彼はお母さんの強力な協力で、「パンダちゃんチャンネル」というYouTubeチャンネルを開設し、将来のユーチューバーを目指して動画を作成中、と教えてくれました。

早速動画を見せてもらいました。今、ブームの静止画動画になっていて、写真とストーリーは彼自身が考え、それを動画に繋げたり、効果音・BGM・効果画像などを入れて編集しているのはお母さんだそうです。(これもきっと将来は自分でやれるようになります!)でも、「ダメ出し」が多いそうで、楽しいけど、Kくんのイメージ通りに仕上げるのはなかなか大変なのだとのこと。


将来、彼が尊敬する某有名ユーチューバーさんに直に会えた時に、「初の顔出し」をする、という自己プロデュース計画さえできあがっていました!なので、今は実名もお顔もお出しできませんが、その日を楽しみにしたいと思います。「体は子ども、頭脳は大人」のアニメの名探偵コナンを連想させる、本当に可愛らしい、そして健康な強い意志を持った男の子です。お母さんの寄り添い方が本当に素晴らしい!是非、彼の夢が叶う日まで、多くの方々に応援して欲しいと思っています!  

下のQRコードから、彼の「パンダちゃんチャンネル」に是非、ご訪問ください!

🎶 8月のミュージックセラピー活用講座 🎶

【ミュージックセラピー活用講座】は、8月5日にVol.4 「 音階のある楽器(ベルなど)の活用法」について、実演を交えてお話ししました。主にペンタトニックスケールとカノン進行についてお話しし、カノン進行の事例曲としては、ネットで紹介されている該当曲を27曲も例示して、参加者のリクエストに沿ってその楽曲のお料理(How to cook music)の例をお伝えしました。最後にこの27曲の中に、実はカノン進行になっていない曲が1曲あることをお伝えし、次回までにどの曲が該当しているのか、考えて当てていただくことにしました。 

そんなセミナーI Vol.4 Introductionから  
Fuka & Miyuki による  
Opening Inprovisational Ensembleの一部を  
お届けします 

↑YouTubeの動画に飛びます↑

音楽療法のノウハウを子どもたちや障がいのある人たちへの教育や支援に活かしていくには、音楽の場に  音楽療法士が1人いるだけではダメなのです。

参加者一人一人に寄り添う先生や保育者、支援者の方々が、

自らも楽しみながら、個々の対象(児)者をよりよく理解するために

そのアプローチ法を知って、  活用してくださって初めて、

そこにいるすべての人たちにとって

特別な音楽の時間が生まれます。

【心のおしゃべりミュージック・セラピー活用セミナー】は、

そんな特別な支援者さんたちのための講座です。

今月のマンスリーテーマソングコーナー

8月のマンスリーテーマソングは、こちらをお届けします!

では、また来月のニュースレターをお楽しみにお待ちください💓

活動報告/NEWS

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