スタッフ日誌

中井深雪

2012年07月25日

7月25日

急に低温の日が続いたりしましたが、いよいよ再び本格的な夏がやってきましたね。

さて、夏の歌の話も良いのですが、最近音楽室や出張先でひそかにブーム、あるいは再ブームになりつつある曲を、3曲ほどご紹介しましょう。

まず、「きゃりーぱみゅぱみゅ」の♪ CANDY CANDY。
不思議な世界を描いた PVがYouTube にアップされていますが、こういう世界はいったい、どんな人の頭の中に展開されるのでしょうね。

統合失調症でずっと病院に住みながら、デザインアートのお仕事をされているという有名な女性がいらっしゃいますが、彼女が創り上げる世界を思い出します。
女の子なら、一度は頭に思い描くピンクや水玉やミニスカートや大きなリボンの世界、
音楽療法では、色とりどりのまん丸い風船をたくさん飛ばして、キャッチボールしたりバレーボールしたりして遊ぶ BGMにしています。

次に、「KONISHIKI」が歌う、♪いっしょに歩こう~ Walking into sunshine~。

映画ドラえもんの「のび太とロボット王国」という作品の主題歌だった曲で、最新のものではないのですが(最新は福山雅治さんの♪生きてる生きてく でしたよね!)、
音楽室に通ってくれているある男の子のクライエントが教えてくれた曲です。
リズムがレゲエなんです。
レゲエというリズムは、大体四分音符= 72(1 分間に 72ビート)くらい、と聞いたことがあるのですが、
もう一つの考え方として、
レゲエは「ヒトの心臓の鼓動の速さ」をモデルにしたテンポのリズムなんだそうで、
ほぼ 2拍子のアフタービートに単調ではっきりしたアクセントがあり、
そこで顎を突き出すように体でリズムを取ると、ノリが理解できます。
心臓の鼓動のテンポというと、平常時は 1分間に60 ~72くらいですから、 72というのは上限ですが、「歩くような速さで」と訳される Andanteの1 分間に 60ビートより少しテンションが高めの安定したいい感じのテンポですので、軽快に歩くにはほどよいのです。

そして最後に「嵐」の♪ Happiness。
5年くらい前に、小学校の運動会で表現のプログラムに使われたと聞き、以来こどもたちはみんな大好きな 1曲ですが、最近また、リクエストが出るようになりました。
この曲、サビの頭が「はしりだせ~!」というので、よく、バルーンに座ったまま縦に飛んでいる子の両足を「はしれー!」と左右交互に動かしてあげたり、小さな走れる子には「走るよー!」と声をかけて一緒に走り回ったりするのに使ったりしています。少し大きくなったら、その場で走るように速足踏みをするのもウケます。「もっと速く!」と、音楽のテンポは変えずに足のテンポだけどんどん速くして、テニスのウォーミングアップのようなけっこう激しい運動ができます。

ご存知のとおり、音楽療法においては、「運動」は欠かせません。体を動かしたくなるほどに人は音楽のリズムにノルことができますし、感性にブレーキをかけるような種類の理性に歯止めがかけやすくなるからです。対象となる方に音楽と一体化してもらいたければ、まず、対象児・者の方々が、促されて思わず体を動かしたくなってしまうような導き方をしてみると、セラピストとも共感が高まります。

さて、ところで、これまでいろいろな場面で、
こどもたちに、あるいは大人の方々に歩いてもらおうと思ったら、

こどもたちなら ♪さんぽ
大人の方なら  ♪上を向いてあるこう

そして、走ってもらおうと思ったら、

こどもたちなら ♪はしれはしれ
大人の方なら  ♪ Runner

というところが定番でした。

でも、特に♪ Runner は、私は選曲したことがありませんでした。
激しすぎて息が切れてしまうのです。
あの曲は、どっちかというと、走りたくないのに走らされる曲、というイメージが、
私の中にはありました。

それが今、

歩いてもらおうと思ったら ♪いっしょに歩こう~ Walking into sunshine~
走ってもらおうと思ったら ♪ Happiness

(*^^)vなかなかいい代案が見つかったな、と思っています。

でも夏はやっぱり、盆踊りですね。
この夏、私の中でブームになりそうな盆踊り作品は、
♪鬼太郎音頭 かな。
おばけ遊びも、いつでもどこでも大受けなので、一石二鳥です。
キョンシーみたいに両腕を前に伸ばして、両手をぶら下げて進むステップが笑えます。
( YouTubeで探し当てた動画は、ちょっと怖いのでここではご紹介を避けます (^_^;))

お化け遊びの詳細については、また日を改めて。
他のスタッフに紹介してもらうかもしれません。
いろいろ遊べて面白いですよ~!

活動報告/NEWS

copyright (C) NPO KOKORO TALK MUSIC STUDIO
All Rights Reserved.