スタッフ日誌

2012年06月05日

6月5日

6月に入り、蒸す日が多くなり、いよいよ梅雨がやってきますね。
この季節は、時に気分も下がって、身体が重く感じることも多々あります。
自分で気分を晴らしたいと思ってもなかなかうまくいかないときもあります。
そんなことを考えている時、ある自閉症圏の男の子のセッションを思い出しました。

彼はおしゃべりが大好きで、いつもセッションの前には、おしゃべりを楽しんでから活動に入ります。

私と行うダンスや合奏、歌唱もどんどん上達し、母の日のカーネーションを作る活動では、セラピストに「こう?」と確認しながら、あくまで自分なりに整理して製作に取り組み、そして達成出来ました。

しかしある時、そんな彼でも気分が乗らなくなるのか、合奏の際に頭が一杯になってしまったようで、表情が一気に固くなってしまったことがありました。

しばらく固い表情のまま活動をしていたのですが、リクエストの時間になると、
歌の本をめくって♪少年時代 をリクエストし、バルーンとミラーボールを出して、と私に頼み、自ら歌う環境をセッティングして行きました。

♪少年時代を歌っている間に、彼の表情はだんだん柔らかくなり、なんと楽曲が終わる頃にはいつもの彼に戻っていたのです。

行きづまってしまった時に、自力で肩の力を抜くのはなかなか難しいことですが、
彼には、音楽で気分転換をする方法、リラックスする方法をわかっているのだと感心しました。

皆さんはどんな、自分だけの気分転換の方法、リラックスの方法をお持ちですか?

このエピソードをご紹介するにあたり、クライエントのお母さまのご承諾をいただいております。ご承諾、ありがとうございました。

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