スタッフ日誌

中井深雪 日誌

2022年06月30日

まもなく退院、復帰は7月7日からです♪

さて、たまに驚かれたほど「秘密」にはしなかったので、心配してくださっている関係者の方々へ、私の入院事情の経過報告をさせていただきます。

今思えば、昨年5月に左足親指の剥離骨折をしたことも、原因はこっちにあったものと思われます。
足が、上がってなかったんですね!
昨年暮れから、左股関節が痛くて開かなくなりました。
今年2月頃からは、痛みに耐えながらの臨床となり、3月の大切なMTライブには、走れないながらもなんとか、みなさんにご心配をおかけすることなく、MCと演奏を務めさせていただき、その後すぐに、MRI検査などを受けて、左だけ股関節の軟骨がほとんど消失しているのが確認できました。はっきりした原因は不明ですが、最近の報告によれば「大腿骨臼蓋衝突症候群」が疑われるケースの、変形性股関節症でした。

リハビリ用の平行棒。いい色ですよね。

まだ、♪パプリカ や ♪ツバメ や ♪恋ダンス を踊りたい

し、続けてきた基礎運動は続けられる体でいたい!という思いから、速攻で手術を受けることを決めた私、いつもながらの迷いなさげな決断に見えたと思いますが、なにせ人工股関節置換は、平均2週間も入院してリハビリしなければならないという通説がありましたので、時期的にも、ここを逃すと次はいつ、そんなに休めるか判らなかった、というのが実情です。

6月22日午前中に手術は無事終わりました。
失血量も少なく、脱臼チェックも良好で、90分程度で終わったと主治医から家族に電話があったそうです。
「骨も良かったので、10cmくらいの短いのしか入ってないと思いますよ」と、後で担当医の先生からも伺いました。

夜はApple Musicで聞きたいと思える曲を探しながら,ベッドの中で動かせるところを動かして、すでに軽くdancing。

明けて翌朝,やっとご飯にありつき、術後1日目のリハビリ目標は、車椅子か歩行器でトイレに行けるようになる事。
これは、午前中にクリアしました。
プランクスタイルを使えるので、車椅子より、歩行器の方が楽だったのです。

術後2日目,抗生物質の点滴の管が外れ,PT室に降りて行って本格的なリハビリ開始。初リハビリセンター訪問だったので、行きは歩行器で看護師さんに同行してもらいましたが、帰りは1人で帰ってきました。そして、「もう大丈夫そうなら杖でいいですよ。」と言われました。

術後翌日は大きく腫れたり熱が出たりすることもあるという話を聞いていたのですが、発熱もなく,すこぶる元気,順調でした。多少の腫れや浮腫み、痛みは普通にあるのですが、筋肉にはどんどん負荷をかけないと、手術で一時的に退化している機能がすぐに戻らない、というような考え方だそうです。

ホントに今でいいんだろうか?まだ歩けるのに?


と、手術直前はギリギリまで迷いもあり、緊張していました。
まだ若いからなんとかなると、痛みを堪えて生活動作に工夫を凝らしながら手術を見送ってたら,右膝を痛めたり体のバランスが崩れたり、これ以上いい状態はなかっただろうと今は思えています。

術後すぐに筋肉や体幹のバランス感覚が戻ってきて、患部の傷の修復過程と共にごく早期に日常生活に戻れる見通しがあるのも、あとは2ヶ月、関節胞の修復とインプラントへの骨の組織の入り込みをしっかり待てば,また心置きなく飛び跳ねられるようになるという希望も、現時点の身体能力がなければ持てなかったでしょう。

術前オリエンテーションにいらしたPTさんが、「予定手術は、ご本人と環境・お仕事なんかの、タイミングなんですよね。」とおっしゃっていました。もうやったほうが良い、と言われてから、一定期間、休んで日常を離れる事が可能かどうか、という事と、早くすればそれだけその後の人生にプラスがあると言えるのか,という事との掛け算、と理解しました。

私に、この時間をくださった風花先生はじめ、正会員,セラピストメンバー,サポートメンバー,クライエントさんたち,契約施設の皆さん,AiAi参加者,セミナー参加者の皆さまに、心から感謝申し上げます。

予定の2週間より3日早く、7月3日に退院し、予定通り

復帰は7月7日(木)です。

七夕のその日は、上馬5丁目音楽室の開室24周年記念日です。

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