心のおしゃべり音楽とは



私たちは、どこかが痛いとか、誰かが意地悪したとか、想定外の事が起こった、とか手痛いミスを犯した、といったことで、簡単に精神的なバランスを崩してしまいます。すると、同時にそれを何とかして解決しようとする気持ちが起こり、どうしたの?何があったの?どうしてそうなったの?間違いの原因は?などと自分に尋問を始めます。不安定な心が尋問を受けるので、次第に自分で自分を責めるような錯覚に陥り、結局さらに自分自身を深く傷つけてしまいます。そしてこうなると、今、考えないでもすべきことがほかにあったはずなのに、単なる日常生活動作さえ手につかなくなってしまい、ああでもない、こうでもない、といった堂々巡りな言葉が次々と心に襲ってくるような状態になることがあるのです。

こうした心のノイズは、言葉にはならないものも含めて、放っておくと自然に気が済んで、あるいは諦めて鎮まる場合と、ますますひどくなって止まらなくなる場合とあります。より若くてエネルギーが余っている人ほど、こうした暴走が起きやすいかもしれません。

もし止まらなくなると、なぜか次第に自分を許せないという方向に感情的な審判をしはじめ、最悪の場合には自分自身を消去しようとするような心の働きが出てきてしまうことさえあるので、もし自問自答に暴力的な心のノイズが入ってくるようなら、大きくなる前に、できれば言葉に頼らない方法で解放してあげなければなりません。

音楽にはそうしたもやもやした想いをいともシンプルに整理してしまう力や、たくさんの思いを乗せて発信し、それが他者の共感を誘って共有され、互いに満たされる、そんな力があります。

誰しも最初は、「ねえねえ聞いておかあさん」と、共感してくれる身近な人に、心に思うことを話そうとするものです。特に女の子はそうですよね。でも、思春期になり、ちょっと秘密にしておきたいような事が出てくると、気軽におしゃべりしなくなっていきます。

一方、どちらかというと男の子は、幼い頃からあまり誰かに話を聞いてもらおうとしないと言われますが、それはあまり感情的にならずに手を動かし、体を使って考えているからであることが多いようです。
でも、性別に関係なく、まだ上手く話せない間は、気に入らない時、不快な時など、ネガティブな感情が起こった時だけ泣いたり大きな声を出したり暴れたりすることは誰にでもありえます。

そこでそのような、本当は言いたいのに言葉にならないような「想い」を、表現することで楽にしてくれるような音楽を、「心のおしゃべり音楽」と名付けました。音楽でする自分探し、とも言えるかもしれません。

「心のおしゃべり音楽」は、言えなかった自分の想いに気づかせてくれ、人生を感動へと導いてくれるのです。

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